世界のトラム:プラハ国民劇場とカルパッチョ(プラハ)

2021年12月31日金曜日

トラム 日常 旅先グルメ

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20代のころ初めて仕事でヨーロッパに行ったときに夜の街を走るトラムを見て以来、無性にトラムに惹かれる傾向がある。日本と比べて圧倒的に光量の少ない街並み、石造りのいかにもヨーロッパな風景に、そうは言っても派手な写真の広告看板もそこかしこにかかっている。コンビニや自動販売機などあるはずもなく、小さな日用品ショップは海外慣れしてないものにとってはなかなかにハードルが高い。レストランも一人で入る勇気はない。

しかたなく夕飯は世界中にあるファストフードで買うことにして(マクドナルドとスタバのありがたいことよ)、トボトボ歩いているとすぐ脇をトラム独特の音を響かせて追い抜いていく。車内を見上げると二十歳そこそこの大学生風の女性やスーツ姿の男性が特に表情も浮かべずに手許のスマートフォンを見ている。そうだ、これは日常のただの一風景だ、そこまで緊張することじゃないし構えることもないとすこし安心する。これはウィーンの早朝。誰も乗ってないトラムが走り去っていくのが最高に風情がある。

ウィーンのトラム

シャワーのお湯の出もいまひとつ安定しないし、フロントで諸々頼みたいにも会話もおぼつかないという不安ばかりの時間の中でトラムとそこに乗る人たちの日常の風景は、別に焦らずとも構えずともなんとかなるという安心感を与えてくれた。

プラハのトラム

このトラムはそれからずいぶんたったあと訪れたプラハのトラム。東ヨーロッパの町並みはいまだに古き良き(ツーリストの我儘だ)ヨーロッパの佇まいを残しておりどの街も旧市街には劇場が堂々とした構えで鎮座している。

ZARAだとかH&Mがそこかしこにあっても一歩入ると日本人が想像する美しいヨーロッパの路地裏なのだ。通りによっては雑にもほどのある工事中の様だったり、さすがに治安に不安を感じたりとテーマパークとは違っているのだけれど、それでもヨーロッパの街は歩くだけで良い観光になる。

プラハ城のステンドグラス

なお、プラハに来たらプラハ城のステンドグラスは必見である。ヨーロッパ随一だと思うし、まさに圧倒される。チケットは何種類かあるが一番見て回れる範囲が広いのにするべきだ。ここは倹約精神を忘れたほうが良い。

あとは市内のステーキレストラン「カンティーナ」(公式サイト)はお勧め。喧噪の中でよければ安くておいしいステーキと絶品カルパッチョが満喫できる。絶品だった。


2022年こそ海外を自由に旅行できる年になりますように。

Kantýna
Politických vězňů 1511/5, 110 00 Praha 1

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